フィンガードラムに苦戦中。こぺんぎんです。
今回は、MPD218に好きな音を割り当て(配置)し、iPhoneで演奏するまでの一連の操作を紹介します。
僕自身かなりの時間をかけ試行錯誤した結果、なんとか思い通りの設定ができたため、
もしかすると各々の設定や作業環境によって挙動が違うかもしれませんが、参考程度にご覧ください。
パッド割り当て
まずはMPD218のパッドに音を割り当てます。
Editorインストール
音の設定とパッドへの割り当てを設定するためのソフト『MPD218 Editor』をダウンロードします。
ダウンロード方法はMPD218の公式HP(http://akai-pro.jp/mpd218/)から取得できます。
上記のリンクへアクセスし、ソフトウェア・ダウンロードをクリック。
使っている端末によってMac版、Windows版を選択してください。
音と配置の設定
インストールが完了したら、Editorを開きます。
このEditorでパッドに音を割り当てを行います。
※音の種類や、パッド配置は自由自在に設定できますが、今回は僕の設定を紹介します。
オレンジ枠のPAD BANKと青枠のパッドは、実際のMPD218とリンクしています。
とりあえず今回は、PAD BANKに「A」を選択します。
次に、パッドに音を割り当てていきます。
例として、一番左下のパッドを選択してから赤枠のMIDI NOTEの数値を42に設定します。
このMIDI NOTEが音の番号です。僕の設定している音は12音です。
MIDI NOTE番号 | 金額 |
---|---|
36 | バスドラム |
38 | スネアドラム |
42 | クローズハイハット |
46 | オープンハイハット |
43 | ロートム |
45 | ミドルトム |
48 | ハイトム |
49 | クラッシュシンバル① |
51 | ライドシンバル |
57 | クラッシュシンバル② |
39 | クラップ(手拍子) |
配置は以下の通りです。
MPD218へデータ送信
これで音の割り当てが完了しましたが、この情報をMPD218本体に送信する必要があります。
これをすることで、MPD218は端末内に割り当て情報を保有することができるため、iPhoneに接続しても、今回設定した割り当てが適用される。という仕組みです。
まず、MPD218とPCをUSB接続します。
接続したら、Editorのメニューの[File]>[Send To Hardware]を選択します。
すると、Send Presetというウィンドウが表示されるので1を選択し[Send]ボタンをクリックします。
Preset Sucessfully Sent to Deviceと表示されたら成功です。
これで、MPD218への音の割り当ては完了しました。
iPhoneと接続
MPD218側の設定は完了しているので、あとはiPhoneと接続して演奏します。
接続方法
まずは接続方法ですが、少しコツがいります。
簡単にお伝えすると、NOTE REPEATボタンを押し続けながらiPhoneと接続します。iPhoneと接続してからも2~3秒押し続けないと正常に認識されないのでご注意ください。
もし、分かりづらい場合は、以下の記事で動画付きで説明しているので、ご参照ください。
関連記事:MPD218をiphoneに接続して使う方法【動画付き!】
アイテム紹介
iPhoneと接続するケーブルは、appleの正規品であれば間違いないですが、少々値が高いので、僕は↓の商品を仕様しています。
問題なく使えているので、費用を抑えたい人はオススメです。
iPhoneで音を鳴らす
PROG SELECTを設定
MPD218とiPhoneの接続が完了したら、MPD218の「PROG SELECT」を押しながら、PAD1を押します。
※このPROG SELECT+PAD1というのが、MPD本体の設定時のSend Presetというウィンドウで1を選択して保存した数字とリンクしています。
これで、先ほど設定した音の割り当てでiPhone側でも演奏できるようになりました。
ガレージバンド起動
iPhoneでガレージバンドを起動し、好みのドラムセットを選択してMPD218のパッドを叩くと音がでます。
※ただし、タムが無いドラムセットや、特殊なドラムセットを選択すると意図した音がでない場合があります。僕は、Retro Rockというドラムセットを普段使っています。
以上が、MPD218の音の割り当てとiPhoneのガレージバンドで演奏するまでの手順です。
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