椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛で休職した話

腰椎椎間板ヘルニアを発症し、坐骨神経痛で座れなくなり会社を3ヵ月ほどの期間、休職してしまいました。

職種はSEとして働いておりデスクワークをしていますが、たまに会社のマシンの整理や移動で重たいものを運ぶことがあります。

もともと大学時代に発症しており、休職する3ヵ月ほど前にも再発していたため2回目の再発でした。

休職までの経緯や、休職後の治療の経過などを体験ブログとして発信します。

ヘルニア発症

もともと中学時代に腰を痛めた感覚がありましたが、生活に支障が出るほどではなく、大学までは普通に過ごしていました。

ところが、大学2年の頃に腰が痛み始めたと思ったら急激なふくらはぎの痛みが発生し歩けなくなりました。

10m歩くたびに立ち止まっては痛みが引くまで待つ。というような日が1週間ほど続いたので、さすがに異常だと思い整形外科に行くことに。

診察室で先生と問答をしていると、

「それはたぶんヘルニアだね」と。。。

MRIを撮ったところ

「バチバチのヘルニアだね」と。。。

かなりショックでしたが、牽引と電気治療に1か月ほど通っていたらいつの間にか痛みは引き、普通の生活に戻っていました。

※後から大学病院の医者に聞いた話ですが、牽引と電気治療に意味はなく、ただ治療期間中に時間経過で良くなっただけでは?と言われましたw

この時は、歩くときのみの痛みで座ることに痛みは出なかったので、大学は普通に通っていました。

1回目の再発

1回目の再発は、発症から約5年後の26歳の時でした。時期は年末ごろです。

この時は、坐骨神経痛の発症はなく、ぎっくり腰に近い状態で腰だけに激痛がありました。

2,3日は動けない状態だったので、有給休暇と土日休みを使い4日間ほど療養し、なんとか会社には行ける状態に。

それ以降は、松葉杖と腰のサポーターを装着し、なんとか仕事を続けているうちに痛みは消えて普通に出社できるようになりました。

原因

考えられる原因としては、この年の夏ごろに、会社の大掃除でPCの移動などをし重いものを運ぶ業務がありました。

このときから腰が痛みはじめ、年末まで違和感があるままなんとなく過ごしていいましたが、

冬になるころにスマホゲームにハマり、ベッドでうつ伏せで肘をつきのけぞるような体勢で遊んでいたとき、強めの痛みが…。

ですが、その場しのぎの痛みだったので、それを繰り返しているうちに痛みが激しくなっていきました。

また、普段の業務中の姿勢もかなり悪く、業務でもたまに重いものを運んでいたため腰に慢性的に負担をかけていました。

今思えば、悪化して当然かな。という感じです。

2回目の再発(休職)

1回目の再発から3ヵ月後に2回目の再発をしました。

今度は、激しい座骨神経痛を伴いイスに座っているのも厳しい状態になったため、手術を念頭に大学病院へ紹介状を書いてもらい、診療をしました。

ところが、僕はアトピーがあるため皮膚のバリアが弱く、手術はオススメできないと診断され、保存療法を行うことに。

医者が言うには、

「3ヵ月で8割の人が良くなる。もしそれでもダメなら手術」

ということでした。。。

当初は長くても1か月もあれば治ると思っていましたが、痛みは全く引かずに結局3ヵ月後に治り復職に至りました。

1か月目は寝ているだけでも太ももの裏が痛くて仕方なく、リリカとトラムセットを処方され1日にトラムセットを6錠、リリカを3錠ほど飲んでいましたが、2ヵ月たったころから痛みの度合いは減っていき、ほぼ薬は飲まなくなっていました。

ただ、相変わらず連続して1時間も座れない状況が続いていましたが、最後の1か月では痛みなくなるペースも早くなっていき3ヵ月がたったことには復職できるまで治りました。

休職は1か月毎に診断書を書いてもらっていたので、計3回の診断書を会社へ提出しました。

復職後の経過

復職してから2ヵ月が経ちましたが、今のところ大きな再発はなく仕事ができています。

ただ、運動した後や姿勢が悪いと腰に嫌な痛みが出て、たまに足にしびれが生じます。

そのたびに安静にしていれば治るのですが、やはり腰の状態はまだ完全ではないことが身をもって分かります。

治ってから医者には「いずれ手術する可能性が高い」と言われてしまったため、今後も腰に負担をかけないような姿勢や体重管理(現在、肥満初期)、痛みが出なければ筋トレをしていこうと思っています。