普段は、大手企業の子会社でSEとして働いているこぺんぎんです。
就活時は4年生の5月には既に3社内定をもらい、他に数社のこっていた最終面接をすべてキャンセルして現在働いている会社に決めました。ただ、就活という視点では成功ですが、
会社選びという面では失敗だらけでした。
なので今回は、僕の就職活動の経験から、就職後に後悔しないための心構えを紹介します。
ぺんた
ぴよた
僕が就活でしたこと
まず、僕が就活でしたことを紹介します。
とある大学の情報系学部に通っている僕は、大学3年生の時に就職活動を始めました。もっと就活に熱心な学生は、早い段階で企業のインターンに参加したり、さらに熱心は学生の中には、バイトで就職したい会社と取引がある会社で働いて、コネをつくって就職した。という人もいました。(その方は、大手検索エンジンを運営している会社に就職していました。)
僕は、そこまで熱心でもなかったのですが、3月に解禁してからの就職活動はフルパワーで挑みました(笑)。
とにかく足をつかう。
とにかく足をつかおうと業界研究もほとんどやらずにまずは、合同説明会に参加しました。
名古屋にある大きな会場で、何万人かのスーツがまだ全然馴染んでいない同学年に混じり、不安と興奮気味で会場に行きました。
基本的に、大手就職支援会社が大きな会場を貸し切って行う合同説明会は、大手企業がメインです。ところが、僕は通っている大学が就職には強いが名門ではないところでしたので、大手企業にはいれるとは思っておらず、中小企業狙いでした。なので、僕が狙うような中小企業は全くなく、数社の説明を聞いてすぐに帰りました(笑)(僕もそれを承知で、記念参加のような気分で行っていました。)
その後、大手就活サイトに登録し、地元の中小企業をメインに個別説明会に大量にエントリーし、毎日のように説明会や面接に行っていました。この時、
就職後のイメージはほとんどせず、とにかく内定を目標にしていました。
また、今は景気が悪いし、いい大学も出てないから技術派遣会社しか就職できないだろうなあ。と思って技術派遣会社をメインに就活を行っていました。※技術派遣会社への就職とは、主に雇用形態は正社員としてその会社に就職し、他の会社に派遣されて働くというものです。
記念に目標以上の企業を受けた。
その後1か月ほどで本命にしていた技術派遣会社ではかなり大手の企業に内定を貰ったあと、記念にと思ってソフトウェアを自社開発している300人規模の会社と、大手企業の子会社(IT企業)にエントリーし、面接を受けたところ、
驚くことに両方の会社ともあっさりと内定がでました!(笑)
そうして、僕は技術派遣会社に内定辞退の連絡をいれ、内定が出た2社のどちらに行くのか2週間ほど悩んだのち、大手企業の子会社に就職を決めました。
まとめると、
- 業界研究はせずに大量にエントリーして足を使う。
- 就職後のイメージをせずに内定を第一の目標にする。
- 景気が悪いと踏んで、入れそうな会社を選ぶ。
僕の就活でのミス
結果的に今現在働いている会社は、とてもホワイトです。どのくらいホワイトなのかというと、
ぺんた
ぴよた
ぺんた
ぴよた
ぺんた
という具合に、一見大成功の就活なのですが、僕自身は入社してから3年間、悶々と働いています。
それは、なぜなのかというと、僕の就職後のぼやっとしたイメージとの乖離が大きかったからです。
入社前のイメージと入社後の現実の乖離
僕は、派遣会社の内定を断って、大手企業の子会社(IT企業)に入ったので、ずっと同じオフィスでせっせと開発の仕事ができるとおもっていました。しかし、実態は、
ソフトウェア開発をしている会社やグループ会社への派遣業務ばかりで、数か月単位でいろんな職場を転々と働いていました。
朝8時に起きて電車で出社する日々が、急に朝6時におきて1時間半運転しなければいけない日々に代わるなんてことはザラでした。働く場所が変わるのはまだいいにしても、せっかく職場の人たちとコミュニケーションがとれてきたと思ったら、違う職場になるということはとてもストレスになります。
また、使う技術も職場ごとに全然ちがうため、浅く広くしか技術が身につかず、自分の技術者としての戦力が上がっていないという実感がありました。
これは僕の就活時のミスが原因です。
不十分な業界研究
まず、業界研究を十分にしていなかったこと。
情報系のみならず、技術系の職業は、独自の商品を持っている大手企業や、一部中小企業以外の会社は、ほとんどが派遣としてそれらの会社を転々と働くことになります。
業界研究を十分にしていなかった僕は、これを知らずに就活をしてしまいました。
また、就職することをゴールに据えており、就職後のイメージをしっかりしていなかったこともあげられます。
就職後にどんな風に働きたいか、どんな自分になりたいか。などを考えずに、とにかくスタートでしかない就職をゴールと思っていました。そのため、就職する会社がどんな事業をしているかなどを詳しく調査できていなかった部分があります。
景気の見誤り
さらに、景気が悪いと勝手に想像して、自分が入れそうな会社ばかり選んでエントリーしていたこともミスの一つです。実際、僕の就活時期は、景気はとても良かったのです。TVや普段の生活では景気が悪いなんていわれていたので、それに影響されすぎていました。本当は学生に有利は超売り手市場でしたが、僕はとにかく入れそうな技術派遣会社ばかりエントリーしていました。最後の最後に、記念に受けた今の会社に受かったので入社しましたが、記念で受けたくらいなので企業の研究もおろそかにしていました。
これらによって、僕の入社前にイメージしてた働き方と入社後の働き方に乖離が生まれてしまいました。
まとめると、
- 業界研究を十分にしていない。
- スタートにすぎない内定をゴールに据えていた。
- 景気が悪いと勘違いし、売り手市場なのに入れそうな会社ばかり選んでいた。
就活で大切なこと
以上の僕の経験から、就活に大切なことをまとめると、
- しっかりとした業界を十分時間をかけてする。
- 就職はただのスタートだと心に刻む。
- 景気を正確に判断しエントリーする会社を選ぶ。
となります。業界研究をしっかりするのは当たり前ですが、
就職は、ただのスタートに過ぎず、本番は就職してからということを心に刻んでください。
就活はせいぜい長くても1年ですが、働くのは40年以上あります。本当に就職自体はスタートにすぎません。
また、就職活動時の景気もしっかりと把握してください。普段の生活では、景気が良いと感じることは少ないかもしれません。ただ、企業単位の大きな視点でみると、景気はとても良いということはあります。僕のように、本当はもっと大きな会社を狙えたのに、簡単に入れる会社ばかりエントリーしてしまうということがあり得ます。またその逆で、入れそうもない会社を受け続けてしまうということもあり得ます。
まとめ
この記事では、僕の就活での失敗の経験をもとに、どんな風に就活をしていけばいいのかについて、書きました。大事なことなのでもう一度リストアップします。
- しっかりとした業界を十分時間をかけてする。
- 就職はただのスタートだと心に刻む。
- 景気を正確に判断しエントリーする会社を選ぶ。
これを読んでくださった方が、良い就活ができることを祈っています。
ぺんた
ぴよた