アトピーの掻き壊し予防紹介

 

本記事では、アトピーでもここぞというときに掻き壊したくない場面の予防策を紹介します。

ぺんた

好きな人と付き合う前のデート1週間前くらいから気を付けてたなあ
とくに思春期は大変だよねぇ

ぴよた

日中の予防策

まずは、日中の予防策ですが、これは起きているときなので基本的には普段より掻くのを意識的に我慢することは大事だと思っています。それに加えて僕が意識しているのは、服装や髪形などです。

いつものアトピー対策を意識する。

やっぱり、アトピーは我慢できるものではないとはいえ、意識しているのとしていないのでは多少効果が違うと思います。

そして、処方された薬をちゃんと摂取することや塗ることが大事です。毎日のことなのでどうしても、毎食後の薬を昼に飲み忘れてしまったり、1日2回塗らないといけない薬を夜しか塗らなかったりということがあります。

それをしっかり行います。当たり前のことですが少しでも掻く回数を減らすことができるはずです。

また、痒みとは別に、かさぶたを剥きたい気持ちを抑えることや、水ぶくれになってしまったところを弄りたい気持ちを抑えることはとても難しいですよね。でも起きているときは、なんとか抑えるようにします。精神力を高める修行のつもりで乗り越えましょう。どうしても気になる場合は、包帯を巻いたり絆創膏を貼って対応することもありますが、日中は外にいることが多いので人目を気にしてできないことが多いです。

いつもの対策に加えて

いつものアトピー対策をしっかりしたうえで行っているのは、

まずは、服装です。

綿100%の服しか着ないようにします。

これはかなり効果があると思います。綿は汗を吸うので、汗をかいたときの蒸れを抑えることができ痒くなることが減ります。

普段買い物をするときも、まずはデザインをみて、そのあとにタグをみて綿100%か見ています。

ネットショッピングで服を買うときも、必ず綿100%か確認して買っています。

また、髪の毛が触れることで顔や首が痒くなるのを防ぐために、ぼくは帽子をかぶっていました。(いまはもう髪の毛を短くしています。)

帽子もかぶりすぎると蒸れるので注意ですが、髪の毛が気になるときは被るととても有効です。

もし、髪形にこだわりがない人は、思い切ってバリカンを買って髪を短くしてみるととても良いです。自分はネットでバリカンを買って家で短く刈りましたが、明らかに頭皮の炎症が減りました。

散髪代もおさえられるので、とてもいいと思います。

夜中(寝ているとき)の予防策

夜中寝ているときの予防策は、かさぶたや痒い部分を物理的に掻かないようにするのが一番の予防になると思います。

いくら病院で処方された薬を塗っていても、寝ているときは無意識に掻いてしまって翌朝、体に痛みを感じて、起きると掻き壊してしまっていたことがありますよね。

患部の保護

僕は、寝る前に掻き壊したくない部位が小さければ、絆創膏を貼って寝ていました。指などは絆創膏を貼っていれば、だいたい予防できていました。

もっと大きい範囲の場合は、包帯を巻いてテーピングで守っていました。包帯を巻くだけでは、掻いたときにズレてしまうので、テーピングすることが大事です。

また、患部を冷やすことも大事です。痒くて仕方ない時は、大きい保冷剤を買って優しい布地のもの(僕は、綿100%の白い無地のシャツが好きです)で巻いて幹部にあてながら寝ます。そうすると、痒みより冷たさが勝つので掻かずにすみます。そうしていると痒くて仕方なかった部分がいつの間にか痒みが治まっていることもあります。

爪の手入れ

また、患部の保護も重要ですが、掻く側の予防も大事です。僕は枕元に常に爪切りを置いているため、爪が伸びている場合や、絶対に掻き壊したくない場合はしっかり爪切りをして、爪を研いでなめらかにしておきます。

爪は切るだけだと角ばって、肌にダメージを与えるので、もしかしたら爪切りとは別に良い爪とぎなんかもあるといいかもしれませんね。爪切りについている爪とぎって小さくてやりずらいですよね。

服装

服装は、前述したとおり、綿100%のものを着ます。

寝ているときって汗をたくさんかくので、より重要になります。

また、髪の毛が長いときは、母のカチューシャなどで髪を顔や首につけないように工夫していました。

寝るときこそ、人目を気にせずとにかく予防に徹底していました。

最終兵器手袋

アトピーさんなら、手を布でくるんで、そもそも掻けないようにした。

という経験ある方も多いと思います。自分もよくやっていました。(デートの前の日とか

ただ、どうしても寝ている最中に外れてしまって、朝起きたら手が裸状態ってことが多いです。

また、手自体が蒸れて痒くなることもありますよね。

なので掻き壊し予防グッズを検索していたら、認知症の方などの自傷防止ミトンというのがありました。

HAJIME-Blend 介護用ミトン 自傷・掻き壊し防止 保護 手袋 メッシュ 抜管 引っ掻き オムツ ひっかき いたずら 防止 メッシュ パッド入り 紐付き2枚組 左右兼用

僕もつかったことはないのですが、今後導入する価値はありそうだなと思っています。(今はデュピクセントで落ち着いているので、また再発したら買ってみようと思います。)

まとめ

起きているときはいつもの予防をしっかりやることと同時に、いつもより掻きたい気持ちを少しでも我慢してみることが大事だと思います。着るものも、綿100%にこだわる必要はないですが、できるだけ汗を吸う素材を意識して買ってみてはいかがでしょうか。

また、寝ているときは、気持ちではどうにでもならない部分があるので、患部を物理的に保護し、また爪の手入れや服装・髪形の工夫をしてみると必要がありますね。

綿の服や、保冷剤、カチューシャなどに馴染みがない人で、買いに行く時間がない人や、カチューシャを買うのが恥ずかしい男性なんかは是非ネットショッピングで買っておくといいと思います。いざというときに役にたつかもしれないです。

ぺんた

みなさんの掻き壊し予防の役に立てたらいいなあ