デュピクセントの薬価(薬の値段)が3万円も還付された!自己注射になれば更にお得に!【高額医療費・付加給付】

2019年1月にデュピクセント治療を開始してから、3ヵ月が経過しました。

症状としては、投与前とはくらべものにならないほど安定しています。

症状についてのブログはこちらの記事を参照ください。

今回は、デュピクセント治療の一番の障壁である高額な薬価が還付されたという実際の記録と、自己注射が始まってからの薬価について記載します。

デュピクセントの薬価について

まずはデュピクセントの薬価についてですが、

2019年4月現在、1本約25000円です。(3割負担時の価格)

月に2本打つことになるので、月にかかる医療費は約50000円となります。

還付される制度を利用する

デュピクセントに限ったことではないですが、

高額な医療費に関しては、還付される制度があります。

詳しくは↓の記事で記載していますが、

・年収に応じて月の医療費限度額が設定される高額医療費制度

・健康保険組合が月の医療費限度額を独自に設定している付加給付制度

があります。

僕の場合、高額医療費制度の上限額は約8万円となっているため月5万円のデュピクセントでは還元されません。(4回目以降に上限額が引き下がる多数該当でやっと上限が約4万5千円になりますが5千円しか控除されません。)

なので今回、僕は付加給付制度を利用しました。

利用したと言っても特別な手続きは必要なく

注射から3ヵ月後に、自動的に健康保険組合から会社宛てに上限超過額が還付され、会社から僕に還付されたという流れです。

健康保険組合から直接の還付ではなく、一回会社を経由するんですね。

実際に還付された!

1月からずっと心待ちにしていましたが、

1月分の還付金が4月にやっと還付されました!

会社から通知がきて、3万円を超える還付を受けることができました!

僕は1月は初回の2本注射をしたのみだったので、薬価は5万円超え。

また、デュピクセント以外にも処方されたステロイド薬や抗アレルギー薬の価格を足した医療費から、健保の設定した上限額を超えた分が還付されたということです。

つまり、実質月2万円くらいでデュピクセント治療を受けることができています。

この制度はかなり助かります。

知らなかった方は、是非、ご自身の入っている健康保険組合に付加給付があるか確認してみてください。

自己注射が始まったら3倍安くなる!!!

ここからが、本当に物凄いお話ですが、

デュピクセントは20195月から自己注射が始まります。

自己注射が始まると、1回の診察で3ヵ月分のデュピクセントが処方されます。

つまり、

2万5千円(1本)×6本(3ヵ月分)=15万円分

15万円分が1度の診察で処方されることになります!

自己注射が始まっても、1ヵ月の医療費限度額を超えた分が還付されるので、

僕の場合、約2万円で3ヵ月分のデュピクセントを処方してもらえます!

※加入している健康保険組合によって限度額の有無や設定額が違うので、この機会にご自身の健康保険組合について調べてみてください。

※また、健康保険組合に加入していなくても、3ヵ月分を一度に処方されれば、高額医療費制度でも十分に還付を受けることができます。詳しくは厚生労働省ウェブサイトをご覧ください。

 

僕の場合は、年に換算すると8万円でデュピクセントを受けられることになります。

今まで、ステロイド治療をしていた際の医療費は年間7万5千円くらいだったので、ほとんど変わらない価格でデュピクセント治療を受けることができます。

まとめ

高額な薬価(薬の値段)のせいでデュピクセント治療に踏みきれなかった方も多いと思います。

ですが、20195月からの自己注射の開始で、より医療費の壁は低くなります。

制度を知らないと、本当は払える額なのに、医療費が高いという思い込みでデュピクセント治療を選択肢から外してしまうことになります。

是非、ご本人は勿論ですが、ご家族やご友人にアトピーで悩んでいる方がいましたら、教えてあげてください。

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