デュピクセント治療を初めて5か月目のこぺんぎんです!
いよいよ2019年5月を迎えて、自己注射が解禁しました!
それに伴い3ヵ月分の処方が可能になり、薬価の負担もかなり減りました!
僕は5月の2週目に指導を受けながら病院で自己注射を行い、4週目の本日、病院で自己注射をしたのち3ヵ月分(6本)のデュピクセントを処方され持ち帰りました。
待ちに待った3ヵ月分の処方と、自宅での自己注射によって病院に行く頻度もぐっと下がります!
まさにクオリティオブライフの向上です…!
そこで本日は、自己注射が開始したことによる薬価の負担金の変化をご紹介いたします!
ぺんた
ぴよた
結論
結論から言います。
僕は5月に病院で2本の自己注射と、6本の持ち帰りをしました。
合計8本(4か月分)の治療+処方を受けたことになります。
そして、窓口で実際に支払った額は
83610円です!
↓一回目の医療費領収書(1本分)
↓2回目の医療費領収書(病院での1本分+6本の持ち帰り分)
本来デュピクセントは3割適用でも1本25000円なので、8本だと20万円となります。
それが高額医療費制度で、半額以下に負担が減ります。
ちなみに僕は、会社が加入している健保により更に6万円の還付が行われるので、実質2万円になります。
国保だけでも、20万→8万(年収によって差があります。)
→詳しくはこちら:厚生労働省ウェブサイト
実に、薬価の負担が2分の1以下になります!
さらに健保を組み合わせると、20万→2万(健保によって差があります。)
実に、薬価の負担が10分の1に減りました!!!
会社員の方であれば、ご自分の会社が加入している健保をよーく確認してみてください。『健保名 高額医療費』で検索して付加給付という項目のところに書いてあるかと思います。
また、高額医療費制度は事前申請or事後申請が必要となります。
窓口負担を減らしたい場合や、めんどくさい手続きが嫌であれば、事前申請をしましょう。こちらも良く調べてみてください。
申請後に発行された限度額認定証というものを病院窓口に提示すれば、限度額までの支払いで済みます。
↓限度額認定証
ちなみに、申請はしたものの、限度額認定証が通院当日に間に合わない場合でも、当日に全額支払いを回避できることがあります。こちらの記事で紹介しているので、該当する方はご参考にしてください。
ちょっとしたコツ
実は、高額医療費制度を使うにあたってコツがあります。
高額医療費制度は、1ヵ月単位で限度額が決まります。
つまり、僕の場合1ヵ月で約8万円が限度額なので、医療費が8万5千円だとしても、20万円だとしても8万円になります。
なのでデュピクセント注射は1ヵ月にできるだけ多く貰った方が良いです。
デュピクセントは自宅に持ち帰って完全に自己注射できるようになる前に、一度看護士指導のもと病院で自己注射をする必要があります。
なので、その日と3ヵ月分持ち帰る日は同月内にまとめましょう!
ついでに言うと、3ヵ月分貰う日も、病院で自己注射すれば合計8本分を同月内にまとめることができます。
おそらく、デュピクセントは8本が1ヵ月の処方でマックスの数になると思うので、今ご紹介した方法が一番薬価を抑える方法になると思います。
まとめ
デュピクセントはとても高額な薬価ですが、制度を組み合わせて使えば、普段のアトピー治療と同等の費用まで下がるケースもあります。
実際に僕の場合は、3ヵ月で2万円なので、1年で8万円の負担となりますが、昨年のデュピクセント治療前のアトピーの医療費も年に8万円ほどだったので、ほぼ同じ価格でデュピクセント治療が受けられています。
自己負担を最大まで減らすために、今回紹介したコツも活かしながら治療を受けましょう!
制度を知って活用できる人と、なんとなく治療を受けた人で負担金がかなり変わってきますので、
もしご家族やお知り合いにデュピクセント治療だけでなく高額な医療費のかかる治療を検討されている方には、教えてあげてください。
ぺんた
ぴよた