デュピクセント歴4年の男がデュピクセントを打たない理由を聞いてみた。

生まれつきアトピーでデュピクセントを打ち始めて4年の主です。

僕は、デュピクセントを打ち始めてから本当にそれまでの生き方が変わって普通の人のようにアトピーを気にせず生活できるようになりました。

もしアトピーがひどすぎて悩んでいる方がいれば一人でも多くデュピクセントを試してほしいと思っています。

ただ、人それぞれアトピー治療に対する信念があるので、どうしてもやりたくない人に押し付けることはすべきではないと思っています。

でも、もしデュピクセントについて懸念点をもっていて忌避している方の懸念点が実は払拭できるものだとしたら、それは説明できたらなと思っています。

Twitterでデュピクセントを打っていない方に打たない理由を聞いてみました。

その理由とそれに対する僕の考えを記載します。

①出費が大きい

デュピクセントの費用について記載します。

まず打つ頻度が以下になります。

・初回2本

・2回目に1本

・3回目から自己注射で3か月分(6本)を一度に処方してもらえます。

そして1本の薬価は自己負担3割で1万8千円弱(2023年6月現在)

つまり

・初月 5万4千円

・その後は3か月に1回10万8千円

の窓口支払いが必要になります。

ただ、高額医療費制度があるので実質的な負担額は以下になります。(国保の場合)

例えば年収400万なら、3回目まで8万強、4回目以降から4万4千円になります。

ずっと打ち続けることを考えると、年間の費用は17万6千円になります。

サラリーマンなら会社が加入している健康保険組合によってはさらに自己負担が軽くなる場合があります。

実際に自分も健康保険組合が一回の支払いで2万円を超えた分を負担してくれました。

年収や生活環境によっては確かに厳しいかもしれないですし、意外といけるっていう人もいるのではないでしょうか。

一考の助けになればと思います。

②注射に抵抗がある、体質的に無理

注射に対しての恐怖心も人それぞれなので、どうしても無理な方はやはりデュピクセントは選択肢になりえません。

ただ、ペン型のデュピクセントであれば、注射というよりスタンプに近い感覚で打てます。

それでも確かに痛みはありますが、試してみる価値は十分にあります。

③新薬のため将来的なリスクや胎児へのリスクが怖い

医薬品として製造販売承認制度を通過しているので、基本的には製造者や医師からの指示に従って打てばいいとは思いますが、

これも人それぞれの考え方に依存します。

自分ももし女性で妊活するのであれば胎児への影響を考えて控える選択をとるかもしれません。