仮想通貨界隈をみて感じたフリーランスのリスクをブロガー目線で考えてみた。

フリーランスというのは、会社員に辟易している人なら一度は憧れた人も多いと思います。

僕も正直、スキルがあればフリーランスしたいです。あと、

ブロガー界隈からは、なんとなくフリーランスへの憧れをひしひしと感じます。

僕自身も今の会社に対してはネガティブ気持ちがありますが、

かといってブログでフリーランスがポジティブかというとそうでもないです。

原因は、

  • 2017年末に爆発的に億り人を生み出した仮想通貨界隈の動向
  • Googleによる環境変化
  • 5Gの誕生

がきっかけなので、それについて記載してみようと思いこの記事を書きます。

仮想通貨でフリーランスになった人たち

注意

ちなみに仮想通貨に関しては、僕自身、
美味しい思いも苦い思いもしていて、メリットデメリットが両方あるため、特に嫌悪とかはしてないです。

2017年中ごろから、ひっそりと仮想通貨に触れていて、そちらの界隈の人の動向(主に投資する側)をずっと見続けています。

201711月~20182ごろ仮想通貨界隈では、たくさんの人が会社員を辞めてフリーランスになりました。

主に3つのタイプの方たちです。

  1. 昔から所持していた仮想通貨の評価額が増え資産が十分になった。
  2. ビットコインFXで資産が十分になった。
  3. ブログによる仮想通貨取引所のアフィリエイトで資産が十分になった。

仮想通貨界隈の方たちは、資産が十分になっても兼業を続けているかたが多い印象ですが、それでもあのバブルは異常な資産の膨らみ方をしました。

1や2のタイプの方たちは、まさに仮想通貨やその値動きに対して投資・投機し資産を築いたという方たちです。

3の方たちは、仮想通貨を所持しながら、ブログで様々な仮想通貨を紹介し、仮想通貨取引所のアフィリエイトで稼いだ方たちです。

フリーランスになった後

彼らがフリーランスになった後、どうなったかというと、

個人的な所感ではありますが、

さきほどのタイプで、12に該当する方たち

  • 十分な資産を国債安定した株や不動産に換え、残りの資産で、投資活動をしている
  • 変わらず投資を毎日つづけ、毎日情報発信している

そして3に該当する方たちですが、

  • 十分な資産は手に入れている。
  • ブログ活動をしていない方が多い印象
  • SNSでの情報発信も途切れがちな方が多い

という印象を受けています。

3のタイプの方たちは、ブログに専念するためにフリーランスになった方がほとんどでしたが、

仮想通貨が下火になって参加する人が減り、国内の仮想通貨取引所のアフィリエイトがほとんど廃止になったため、
仮想通貨ブログやSNSで活動している姿を以前と比べ見かけなくなりました。

※資産がどうこうの話ではなく、単に当初目的としていたフリーランスとしての活動が滞っている方を見かけるという意味です。(資産は1,2のタイプの方同様、あるのではないかと思います。)

これは市場に左右されるため、しょうがないことだと思います。

元々は会社員をしながらブログ執筆でSEO対策もし、たくさんの読者をひきこめる有能な方ばかりでした。そちらの実力は誰もが認めるものがあったと思います。

なので、

市場や規制という“”運要素“”が大きく影響した。と言えます。

ブログ界隈に視点を置き換えると

ブログ界隈に視点を置き換えると、

SEO対策や、記事執筆能力などの実力は各個人で身につけることができます。

ですが、

Googleのアップデートによる順位の変動や、5Gの登場による文字コンテンツの動向など、“”運要素“”が大きいですよね。

先日のアップデートでは、かなりのブロガーがマイナスな影響を受けていました。

そしてGoogle自体、検索結果のページで読者の疑問に答えようとしている動きがあります。

例えば、下の画像のように、「最新ゲーム」と検索すると、記事を観なくとも一覧が表示されます

 

また5Gの登場で、動画コンテンツが主軸になる可能性があります。

MEMO

5Gというのは現状の通信システムである4Gの次世代版です。

 

5Gは、2時間の映画を3秒でダウンロードできる通信速度や、ドコモが4Gの10ギガのプラン料金を5Gでの100ギガのプラン料金に設定することを検討しているなど通信量による料金体制もオトクになることが予想されます。

例えば商品レビューなど、

現状はブロガーの収益の柱になっている商品紹介経由での収益ですが、

Youtubeなどを外で見る習慣がついてしまえば、買い物時の商品レビューのチェックがブログから動画に置き換わるかもしれません。

PV数が減れば、比例して広告収入も減っていきます。

 

もちろん、そうならない可能性もあります。

今後も同じように文字コンテンツが強く生き残り、Googleアップデートでも個人で戦える環境になっていくかもしれません。

ですが、””””という範疇を超えるものではないことは明らかであると思います。

フリーランスになるなら

フリーランスになるのであれば、何かの土壌の上で戦うのはとても不安定です。

仮想通貨アフィリエイターは仮想通貨という土壌が法規制や市場低迷という土壌の悪化で、現在は一旦枯れつつあります。

何にでもいえることではありますが、土壌の変化が確実に起こる分野でフリーランスになるというリスクは承知していた方がいいなというのは感じます。

いくつかの収益の柱があったり、土壌が変わりにくい分野でスキルやコンテンツを持っているという強みがあれば別ですが、

そうでない限りは、兼業をしていた方が安全ではないかと考えます。